今回は、テキサスホールデムポーカーのルールを、「今すぐプレイしたい方」向けにわかりやすく書いていこうと思います。
この記事を見終えるころには、すぐにプレイすることができるようになっていると思います。
テキサスホールデムポーカーを今すぐプレイするために、覚えなければならないこと。
事前知識編「ポーカーの役」
まずは「ポーカーの役」から説明していきますよ。
実践編「チップのアクション」と「テキサスホールデムポーカーの基本」
事前知識編「ポーカーの役」は知っていますか?
テキサスホールデムポーカーをやるには、まずポーカーの「役」について知っておかなければなりません。
ポーカーは基本5枚のカードの組み合わせで役を作り、その優劣で勝負します。役の優劣で勝負する点は麻雀や花札と一緒ですね。
それでは、ポーカーの役について解説をしていきます。
①から⑩まで全てが役です。役が弱い順に説明していきます。
また、()内はテキサスホールデムポーカーにおいてその役ができる確率です。
①ハイカード(17.41%) | ペアがない場合 | (例)K,J,10,5,2 |
②ワンペア(43.8%) | 同じ数字のカードのペアがある場合 | (例)K,K,10,5,2 |
③ツーペア(23.5%) | 同じ数字のカードのペアが2組ある場合 | (例)K.K,10,10,2 |
④スリーカード(4.83%) | 同じ数字のカードが3枚ある場合 | (例)K.10,10,10,2 |
⑤ストレート(4.62%) | 連続した数字のカードが5枚ある場合 | (例)K,Q,J,10,9 |
⑥フラッシュ(3.03%) | 同じマークのカードが5枚ある場合 | (例)K,J,10,5,2(全て同じマーク) |
⑦フルハウス(2.6%) | ワンペア+スリーカード | (例)K,K,10,10,10 |
⑧フォーカード(0.168%) | 同じ数字のカードが4枚ある場合 | (例)K,K,K,K,10 |
⑨ストレートフラッシュ(0.0311%) | ストレート+フラッシュ | (例)K,K,10,10,10 |
⑩ロイヤルストレートフラッシュ(0.0031%) | A〜10のストレートフラッシュ | (例)A,K,Q,J,10(全て同じマーク) |
以下の画像は⑩のロイヤルストレートフラッシュです。
まず、初心者の方はこの①〜⑩までの「役」を覚えるのが大切です。
この役が強い人がポーカーゲームの勝者となります。
Q&A
Q 相手と同じ役がそろったらどうなりますか?(例。ワンペア対ワンペア)
Aカードの強い方が勝ちとなります。
カードの数字には強さの順番があります。
A<K<Q<J<10<9<8<7<6<5<4<3<2
Aが一番強く2が一番弱いです。
例えば10のワンペアと、3のワンペアの勝負だと、10のワンペアが勝ちます。
Q 相手と同じ役かつ同じ数字の場合はどうなりますか?(例。Kのワンペア対Kのワンペア)
A 役以外のカード(キッカー)で勝負します。
相手と同じ役、数字になった場合、。ペアになっていないカードの中で最も強い数字で勝負します。
このカードを「キッカー」といいます。
例えばK,K,10,3,2とK,K,8,7,5のワンペアの勝負だと、
キッカーは10,3,2と8,7,5の部分です。
キッカーの中では10が一番強いカードとなるので、前者のワンペアが勝ちます。
キッカーでも決着がつかない場合は引き分けとなります。
以上ここまでが、事前知識編の「ポーカーの役」の解説にになります。
ここからは、実践編の「チップのアクション」と「テキサスホールデムポーカーの基本」を解説していきます。
ちなみにポーカーにはテキサスホールデム以外にも
[box class=”box26″ title=”ポーカーの種類”]
[list class=”ol-circle li-mainbdr main-bc-before”]
- ドローポーカー
- オマハポーカー
- スタッドポーカー
- オアシスポーカー
- カリビアン・スタッド …etc
[/list][/box]
と、まだまだたくさんの種類があります。
そしてこれらのたくさんの種類のポーカーの「役」は全て共通となっているので、まだ、覚えていない方はぜひとも覚えてみてください。
実践編「チップのアクション」と「テキサスホールデムポーカーの基本と流れ」
チップのアクションとは??
テキサスホールデムのチップのアクションは基本的に5つのみです。
[box class=”box26″ title=”基本アクション”]
[list class=”ol-circle li-mainbdr main-bc-before”]
- チェック チップを賭けずにパスをすることです。
- フォールド ゲームから降りることです。
- ベット チップを賭けることです。
- レイズ ベットに対して更にチップを上乗せして賭けることです
- コール 他人のベット、レイズに対して同じ額だけ出すことです。
[/list][/box]
簡単に考えると、「勝負を続ける」か「勝負を降りる」かだけです。
続ける場合に自信がある場合は積極的に「ベット」、「レイズ」をしていきましょう。
逆にあまり、自信がない場合は「コール」、「チェック」をしていきましょう。
勝てる見込みがない場合は「フォールド」といった感じです。
テキサスホールデムポーカーにはラウンドが1から4ラウンドまであります。
それぞれのラウンドでチップのアクションを行うことができます。
1Rプリフロップ
2Rフロップ
3Rターン
4Rリバー
ラウンドやラウンドの名称については、後々もう一度解説します。まずは、
”各プレイヤーは自分の順番が回ってきたら、毎ラウンドにチップのアクションを行う”
ということを覚えておいてください。
全員にカードが配り終わったところで、プレイヤーがアクションを開始します。
テキサスホールデムポーカーの基本情報と、実際のプレイの流れ
ここからは実際のポーカーゲームの流れを解説していきます。
テキサスホールデムポーカーの基本情報
[box class=”box26″ title=”ルール”]
・カードはトランプのジョーカーを抜いて計52枚を使います。
・プレイ人数は通常2人〜10人まで遊ぶことができます。
・ゲームは時計回りで進行していきます。
・7枚のカードから5枚の役をつくるゲームです。
・「役」が一番強い人の勝ちです。
・役の結果でお互いが賭けたチップを獲りあいます
[/box]
実際のプレイの流れは画像を用意しました。
以下の画像は、筆者がよくお世話になっているオンラインポーカーの「PokerStars」です。
テキサスホールデムポーカーのプレイの流れ
[timeline][tl label=’STEP.1′ title=’①カードがプレイヤー全員に裏向きに2枚ずつ配られる(プリフロップ)’]
このカード2枚と、のちにフィールドに出る5枚のカードで「役」を作ります。
自分のカードを”ハンド”(ホールカード)といい、
フィールドに出るカードを”コミュニティカード”といいます。
また、このコミュニティーカードが場にまだ出ていない状態を”プリフロップ”といいます。
[/tl][tl label=’STEP.2′ title=’②アクションを開始していきます。’] アクションの順番はボタン(ポジションの名前:画像参照)の左隣3人目からスタートです。[/tl][/timeline]
ボタン(BTN)とは
ポジションの名前です。
ボタンから1つ左隣がスモールブラインド(SB)
スモールブラインドから1つ左隣がビッグブラインド(BB)
この3つのポジションと位置(BTN➝SB➝BB)は覚えておいてください。
強制ベットとは
1R目に行われる義務的なBETです。
SBとBBが払わなければならず、額はテーブルによって異なります。
[timeline][tl label=’STEP.3′ title=’③自分の番が来たらアクション。’] どんなハンドで勝負するかは人によって大きく変わります。
自分のプレイスタイルを見つけてみてください。 [/tl][tl label=’STEP.4′ title=’④全員のアクションが終わったら、フィールド中央に3枚のカードがオープンします’]
→自分の番が来たらアクション
コミュニティカードが3枚オープンした状況を”フロップ”といいます。
[/tl][tl label=’STEP.5′ title=’⑤全員のアクションが終わったら、フィールド中央にカードが1枚追加される’]
→自分の番が来たらアクション
コミュニティカードが4枚オープンした状況を”ターン”といいます。
[/tl][tl label=’STEP.6′ title=’⑥フ全員のアクションが終わったら、フィールド中央にカードが1枚追加される’]
→自分の番が来たらアクション
コミュニティカードが5枚オープンした状況を”リバー”といいます。
[/tl][tl label=’STEP.7′ title=’⑦最後までゲームに参加しつづけたプレイヤー同士で役を競う’]
➝勝者がそれまでに賭けられたチップをすべて手にする。
最後の役を競う状況を”ショーダウン”といいます。
[/tl][/timeline]
テキサス・ホールデムでは、1回のゲームで最大4回の賭けが行われる。そのうち最初の賭け(プリフロップ)の前にディーラーの左隣のふたりが強制ベットをするルールが用いられる。
どうでしたか?これでプレイできるほどにはテキサスホールデムポーカーの全容が掴めたかと思います。まだ、プレイしたことが無い方はぜひ挑戦してみてください。