今回は、今すぐ使えるテキサスホールデムポーカーの戦略を3選解説していきますよ。

オンラインでもオフラインでも使用できる戦略です。ぜひ試してみてください。

戦略その1、プレイスタイル

まずは、4つのスタイルを覚えてください。これはギャンブラーとしての型でもあるんですよ。

テキサスホールデムポーカーのプレイスタイルは基本的に4種類に分かれています。

①ルーズアグレッシブ

ゲームに参加することが多い。ハンドやポジションが悪くても参加することが多い。(ルーズ)

チップの賭け方も大きく、ベット、レイズの頻度も多い。(アグレッシブ)

②ルーズパッシブ

ゲームに参加することが多い。ハンドやポジションが悪くても参加することが多い。(ルーズ)

チップの賭け方は小さく、ベット、レイズの頻度も少ない。(パッシブ)

③タイトアグレッシブ

ゲームを降りることが多い。ハンドやポジションが良いときだけ参加する。(タイト)

チップの賭け方は大きく、ベット、レイズの頻度も多い。(アグレッシブ)

④タイトパッシブ

ゲームを降りることが多い。ハンドやポジションが良いときだけ参加する。(タイト)

チップの賭け方も小さく、ベット、レイズの頻度も少ない。(パッシブ)

以上がテキサスホールデムポーカーの基本的なプレイスタイルの4種類です。

そして、筆者が脱初心者のためにおすすめしたいプレイスタイルが、③の”タイトアグレッシブ”です。

なぜ、タイトアグレッシブなのか??

一番負けにくいと言われているこの2つの組み合わせを覚えておこう!

タイトアグレッシブの特徴は、「ハンドやポジションが良いときだけ参加」と「チップの賭け方は大胆」です。

実はこの2つの組み合わせは、4種類のプレイスタイルの中で一番負けにくいのです。

ここからは2つの特徴を分けて解説していきます。

「ハンドやポジションが良いときだけ参加!!」(タイトに)とは

ハンドやポジションが良いときだけ参加するメリット

[box class=”box26″ title=”メリット”]
[list class=”li-chevron”]

  • ハンドとポジションが良いので勝率が高い
  • 参加しないときに相手の”テル”(癖)を観察することができる

[/list][/box]

ハンドやポジションが良いときだけ参加が、文字通り勝率に繋がりそうなのはわかりますね。(ハンドの良さは戦略その2で、ポジションの良さは戦略その3で解説します)

2つ目のテルを観察することは、脱初心者に必須の戦略です。

テキサスホールデムポーカーで、相手プレイヤーのテルは非常に有益な情報になります。

例えば、

強いカードのときは
・腕を組むプレイヤー
・微笑んでしまうプレイヤー
・おしゃべりになってしまうプレイヤー

弱いカードのときは
・余裕な顔をするプレイヤー
・キョロキョロするプレイヤー
・水を飲むプレイヤー

オフラインポーカーであっても、チップの賭け方でテルを観察することができます。

例えば、

強いカードのときは
・チップの賭け方が大きくなる

弱いカードのときは
・チップを賭けるスピードが早い
・チップ賭け方がが極端に大きい

(全て参考例です。各プレイヤーに独自のテルがあると思ってください。)

というふうに、
テキサスホールデムポーカーでは、「ゲームに参加していないときに得られる情報がとても多い」です。
つまり、ハンドやポジションが良いときだけ参加するということは

参加していないときに得た相手プレイヤーの情報(テル)+ハンドとポジションの優位性

があるので、勝率が高くなるということです。

ちなみに、自分のテルが知らない間に出てしまっていないかどうかも気にかけてくださいね(笑)

「チップの賭け方は大胆に!!」(アグレッシブに)とは

チップの賭け方は大胆に、とはつまり「賭けるときは賭けろ」ということです。

テキサスホールデムポーカーでは、相手プレイヤーの数が少なければ少ないほど勝率が上がります。

例えば

プリフロップで手札がA,Aのときの勝率

[box class=”box26″ title=”各勝率”]

・相手プレイヤー1人➝85.3%
・相手プレイヤー2人➝73.4%
・相手プレイヤー3人➝63.9%
・相手プレイヤー4人➝55.9%
・相手プレイヤー5人➝49.2%、、、

[/box]

というふうに、相手プレイヤーの人数が多ければ多いほど勝率が下がってしまいます。

A,Aという最強のハンドであっても、相手プレイヤーが5人を超えると勝率は50%を

下回ってしまうのですね。

この相手プレイヤーを減らすのに有効な手段が「チップを賭ける」ということです。

大胆にチップを賭ける(「ベット」や「レイズ」)ということにより、相手を「フォールド」させやすくなります。

これが「チェック」や「コール」といった弱気なアクションだと、相手プレイヤーは多いままなので勝率が下がってしまいますね。

なので、自分のハンドが強いときには積極的にチップを賭けていきましょう!

カードが配られたら、ベットラウンドが開始する。このラウンドは「プリフロップ」と呼ばれる。

引用元:Wikipedia | テキサス・ホールデム

戦略その2、確率的なアプローチ

ここからは「良い手札・ハンド」をもつことによって勝率があがるということを解説していきます。

戦略その1では、負けにくくなる戦術「タイトアグレッシブ」に解説しました。

タイトアグレッシブというプレイスタイルは、「ゲームを降りることが多い。手札やポジションが良いときだけ参加する。」ということでした。

戦略その2では、脱初心者のためにその「良いハンド」について解説していきます。

良い手札とは、つまり勝つ確率の高いハンドである

テキサスホールデムポーカーでは、どんなハンドも最初から勝率が決まっています。

先ほど手札A,Aの勝率を相手1人〜5人まで解説しましたが、どんなハンドでも勝率はすでに計算されています。

例えばA,A以外にも、

プリフロップでハンドが7,2o(oとはオフスーツの意味でマークが揃ってないことです⇔s、スーツ)のときの勝率は

[box class=”box26″ title=”各勝率”]

・相手プレイヤー1人➝34.6%
・相手プレイヤー2人➝20.4%
・相手プレイヤー3人➝14.2%
・相手プレイヤー4人➝10.7%
・相手プレイヤー5人➝8.6%、、、

[/box]

となります。ですが、この膨大な数のハンドの勝率をおぼえる必要はありません。

仮に、相手プレイヤー5人までのハンドの勝率をおぼえようとしても、800通り以上という気の遠くなる暗記作業をしなければいけませんからね・・・。

そこで、筆者がオススメしたいのが、

・ハンド2枚を足した合計が20以上であるとき(Aは14として計算)
・ハンドがペアになっているときに勝負するという戦術です。

この2つのハンドのパターンは、他のハンドに比べて勝率が高くなっています。
つまり、戦略1のタイトアグレッシブで解説した「良いハンド」ということになります。

どうでしょうか?これなら、すぐにおぼえることができそうですね。
ぜひ、実践で使ってみてください。

戦略その3、良いポジションでプレイ

いよいよ3つめの戦略です。この章では「良いポジション」について解説していきますよ。

テキサスホールデムポーカーでは、良いポジションでプレイすることが有利とされています。

そして、良いポジションとは、「アクションの順番が最後のほうである」ということです。

アクションの順番は、SB(スモールブラインド:強制ベット)➝BB(ビッグブラインド:強制ベット)と始まり、最後はBTN(ボタン)になります。

(アクションの順番は毎プレイ時、時計回りで移動します)

ポジションはSBが一番不利となり、BTNに近づくにつれて有利となっていきます。

なぜ、アクションの順番が最後のほうが有利であるのか??

簡単に思いつくのは、強制ベットがないことですね。

ですが強制ベット以上に勝率に関わってくるほど、有利である理由があります。

・先のプレイヤーがゲームに参加するか、しないかを確認できる
➝戦略1より、プレイ人数が少ないほど勝率が上がります

・先のプレイヤーのチップの賭け方や、テルを観察することができる
➝戦略1より、チップの賭け方やテルは勝負に有益な情報です

・以上を確認、観察したうえで、自分のアクションを行うことができる

ということです。

逆をいえば、アクションの順番が最初の方ということは、

[box class=”box27″ title=”不利!?”]

・後のプレイヤーの多くがゲームに参加する可能性がある
・後のプレイヤーが大きくベット、レイズする可能性がある
・後のプレイヤーに自分のテルを読まれている可能性がある

[/box]

というように、実際的にも心理的に不利なスタートです。

この、良いポジションについては初心者の方は文字を読むだけでは感覚が掴みづらいかもしれません。
ですが実際にプレイしていくに連れ、ポジションが非常に重要であることがわかると思います。

「良いハンドなら絶対勝てるでしょう!」と思わずに、ぜひポジションも意識しながらプレイしてみることをオススメします。

戦術のまとめ

最後にポイントを箇条書きでまとめていますので是非、役立ててください。

[box class=”box26″ title=”まとめ”]
[list class=”li-chevron”]

  • 脱初心者にオススメなプレイスタイルとは、タイトアグレッシブ
  • タイトアグレッシブとは、ゲームの参加率は低い
  • 参加しないときは、相手のテルを観察する
  • 参加するときは、良い手札+ポジションで勝負する
  • 大胆にチップを賭けることによって、ゲームの参加人数を減らす
  • 良い手札とは、ハンドの合計が20以上かorペアのとき
  • 良いポジションとは、順番が後のほうである(BTNが一番有利で、SBが一番不利)

[/list][/box]

いかがでしたか?

どの戦略も、簡単で今すぐ使えると思うのでぜひチャレンジしてみてください!

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